● 歌イビトの記。

 
 
無伴奏・独唱の【歌イビト語ル】こと、タッシー田代が記す、徒然。

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# 灼熱の日々の、いくつかの思い出。

 

 


まさに「炎暑」だった夏も、しだいに秋へとうつろう。



 6月の北海道ツアー


 7月の七夕ライブ


 8月の産文フェスタ



大きな山を登って、次から次へと新たな景色を見させて頂き、


気が付けば、もう9月 ・・・・・。



この夏は、大きな山々の間にも、いろんな出来事があった。




忘れてしまわないように、


いくつかの、備忘録。






■舟を編む





全11話。


1話ごと、 見るたびに、 とにかく泣けた。


あまりに素晴らしい作品。





いわゆる「国語辞典」を、何年もかけて編纂する人々の物語。



    人は辞書という舟に乗り、

    最もふさわしい言葉を探して

    暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。

    言葉は「光」なのです。



・・・・ 松本先生(声:麦人さん)の印象深い台詞。






8月の最終週、

私のラジオ番組に麦人さんがゲスト出演されることが決まっていたので、

この夏は何本も、麦人さんが声を担当している作品を、時間の許す限り見まくった。



このアニメは、話題になった原作の小説があって、映画になったことも知っていたが、

そういえば確か数年前、麦人さんが酒の席で、

「久々に独特な感じの、いい作品に出会ったんだよ」と言っていたのを思い出し、

どれどれどれどれという気持ちで見始めた。



拝見して驚いた。

こんなに優しく、丁寧で、愛ある言葉に溢れたアニメを見たのは、生まれて初めてだ。





私は、それこそ街の(中野坂上の)小さな書店でバイトしていたこともあれば、

音楽雑誌の編集も(西新宿で)8年間ほど経験し、

やがては製本工場(小竹向原)でも働いていた経歴を持つ人間だ。

要するに、これまでの人生で、『書籍が出来上がり、売られていくまで』の「ひと通り」を知っている。

それだけに、この物語の中のひとつひとつの工程に、とてつもない愛おしさを感じるのだった。



そしてやはり、

私も、歌の「詩」という、独自の言葉を紡ぐ者として、とても学ばせてもらった。

生半可で安直な単語を並べると、歌はすぐに死んでしまう。

そういう意味でも、言葉は「光」なのか・・・と、気付かされた。





またいつか、ふとした時に見て、じーんとしようかな、と思う。

こういった作品に出会えたことを、心から幸せに思う。 麦人さんのおかげである。



余談だが、全話に数分間だけ挿入される、

辞書についてのユニークな豆知識コーナー「じしょたんず」は、妙にオモロい(笑)













■両国で職場の方々と飲む


ラジオのフリートークで以前、ちょっと話したことがあったが、

両国に、土俵のある居酒屋があって、この日は職場の人達とだいぶ呑んだ。





意味もなく、とりあえず写真だけは記念に載せておこうと思う(笑)





■事務所の暑気払い「納涼船」での宴


声優事務所の集いがあって、毎年恒例で開かれている納涼船の宴に、

今年初めて参加させてもらった。


ものすごい大勢の参加者でびっくり。

声優の女性タレントさん達と写真をバシバシ撮ったが、

さすがに炎上したりすると迷惑がかかってしまうので、己だけをトリミング(笑)

どうして全部スノーな写真なんだろう笑笑笑笑笑











■仁義なき戦い・完結編





今から約45年も前に、私の “知り合い” が出演していたという作品(笑)

まぁ要するに、これにも麦人さんが出ていた。 声優ではなく、当時は俳優として。




菅原文太、 小林旭、 北大路欣也、 宍戸錠、 川谷拓三、

金子信雄、 田中邦衛、 松方弘樹 ・・・・・。


かなりスゴいことになっている(汗笑)



この「完結編」はシリーズの5作目で、監督は言わずと知れた深作欣二。

私は30年くらい前だったか、たまたまテレビで第1作目を見たことがあって、

ハリウッドの単純な勧善懲悪の娯楽モノしか見ていなかった若造からしてみれば、

「熾烈な抗争はこれからも続く〜」みたいな、決着のつかない終わり方に「???」だったが、

今こうして見ると、当時(1970年代中期)の日本で、超有名スター達が顔を揃えるほどの

こういった抗争実録モノがウケにウケていた、というのも、まぁわかる気がする。



また、ちょっと前に、自分のラジオ番組で、

円谷プロの特撮TV番組「恐竜大戦争アイゼンボーグ」の劇伴音楽を特集したことがあって、

その作曲家がなんと、この仁義なきシリーズの津島利章だったということで、

映画を拝見するにあたり、音楽面でもけっこう楽しめた。


▼その時のラジオ音源
http://tassee-radio.jugem.jp/?day=20180720

※2つ目の音源バナー<B>にて聴けます



そして、映画の中の「若き麦人さん」も、スゴいことになっている(笑)

この当時、麦人さんは30歳だった。




↑ アニキ分に怒られている麦人さんw(一番右端)




↑ 田中邦衛を撃つ「直前」の麦人さん(右側)




↑ 田中邦衛を撃ちまくってしまった麦人さん・・・ かなり壮絶なシーン。



とにかく、どこを取ってもヤバいシーンばかりで、よく作ったものだと感心しきり。


そして、ただでさえヤバいこの作品中でも、さらに強烈な印象を残したのは、

松方弘樹の、危険極まりない雰囲気の、この目線だった。 ・・・・コワすぎた(笑)










■台風が近付く、ある「眠れない夜」


嫁さん&ルリルルが、三人で実家に数日間帰省していたため、お盆は「独り暮らし」だった。

早朝に仕事に出て、残業して帰ってくるだけの数日間。


そんな中、「台風が近付いてきている」という夜のこと、

たまたまその日は酒を飲まない “休肝日” として前から決めていて、

また日頃は3〜4時間しか睡眠を取らないため、たまにはちゃんと寝ようと思い、

早めにベッドに入ったのだが・・・・・



強風で窓がガタガタしてきて、どうにも寝付けない。

いつもは「2秒あれば寝れる」のに、逆にまったく眠れなくなってしまった。


こんなに眠れなくなるなんて、すごく珍しいこと・・・。


何度も何度も寝返りを打ったが、まったく眠れず、

かといって、酒を飲んだり、起きて何かの作業をするのもシャクにさわった。



なので、

これを機に、自分の人生に対して、数時間をかけて真剣に向き合ってみた。

そして、自分では初めてとなる「ある決意」を見出した。



これまで一度も、絶対に考えたりしなかったこと・・・・。

よほどのことがない限り、変更しない「決意」とした。




独りっきりの、 真っ暗な寝室で、 窓がガタガタと音を立てる。



しかしそれよりも、


その決意をした自分の「心臓の音」のほうが、 やたらと大きく聞こえた。






■アレサ・フランクリン





20代の頃、独り暮らしの四畳半で、何度も何度もアルバムを繰り返し聴きまくった。


往年のアトランティック時代はもちろんのこと、

なぜか評価の低い初期のコロムビア・レコード期も大好きで仕方ない。





しかしまぁ、元をたどれば、始まりは映画『ブルース・ブラザーズ』。

中学2年の期末テスト期間中に、親に内緒で観に行った。





この写真は当時のパンフと、ウン千枚ある映画チラシコレクションの、最初のページ。

当時は、行きつけの銭湯で大きなポスターをもらって、部屋にドーンと貼っていたが、

フスマの開け閉めなどでいつしかビリビリになり、やむなく破棄・・・・(涙)





アレサが「Think」を歌いまくる軽食店でのシーンをはじめ、

当時の大物達が自由に音楽を謳歌する光景に、14歳の私は釘付けになった。

明らかに、あの14歳の夜から、音楽に対する様々な価値観が変わったと言っていい。


それから40年もの歳月が過ぎ、私は歌イビト語ルとして、

その「Think」をはじめとしたブルース・ブラザーズのナンバーを、

下北沢のワンマンでカバーすることとなる。

(2013年9月14日 下北沢カラードジャム “歌イビト語ルの土曜ロードショウ”)



こないだのラジオでも言ったが、この度のアレサの逝去により、

あの映画で歌っていた黒人歌手はみな天に召された。

とても寂しい想いがよぎるが、いやしかし、ふと気付けば、

なんと、中2の娘たちがアレサの曲を音楽配信アプリにダウンロードしているではないか。


自分の好きなアーティストがここ数日、アレサを追悼するコメントを発表していることにより、

興味を覚えて聴き始めたらしい。(まさにリスペクト!)


奇しくも、私がブルース・ブラザーズでアレサと出会った年齢と同じである。





・・・・あなたの歌声は、こうして確かに、次なる世代にも受け継がれている。


だからアレサ、どうか心配することなく安らかに。


そして、あの世で大いに、彼らと一緒に、盛大に歌いまくってほしい。







■AMI☆TAMEとのラジオ


遂にこの日が訪れた!

三月に出演して下さったジキジキと同様に、

いつかはきっと、このお二人を呼べるような番組にしたいと、何年も何年も想い続け、

18年近くかかって、現実となった。

AMI☆TAMEのお二人も、やはり私の音楽人生における、兄さんと姉さんだ。





週に何本もライブがある(ということはその分、リハも入っている)というご多忙の中、

どうにかお時間を捻出してトワ金に出てくださった。本当に感謝感謝である。


▼AMI☆TAMEがゲスト出演したラジオ音源はこちら!
http://tassee-radio.jugem.jp/?day=20180824



生放送でのライブ演奏に胸を打たれた方も多いのではないだろうか。


TAMEさんの歌った「That Lucky Old Sun」に心からしびれ、

AMIさんの想いのこもった「A Natural Woman」に思い切り感動し、

本当に、心の底からAMI☆TAMEをお呼びして良かった!と思った。





生放送のエンディングでは、わたくし歌イビト語ルとの、念願の生セッション。

しかも曲は「Nobody Knows You,When You're Down and Out」だった。


しかし音源を聴けばおわかりの通り、

すっかり浮かれたガキ臭い自分の歌と、余裕で貫禄を見せるAMIさんの歌・・・。

この曲を歌うのが初めてだなんて、AMIさん、ホントにすごすぎるw





打ち上げの居酒屋では神近まりちゃんが遠方から来てくれて、さらに盛り上がる!

トワ金にAMI☆TAMEが出ることを飛び上がって喜んだほど、

まりちゃんも、このお二人にお世話になったシンガーのひとり。

すっかりAMIさんに甘えている光景が、そのことを言わずとも表している。

いやぁ、本当に楽しすぎるひとときだった!





実は、トワ金に出ていただく数日前に、番組の打ち合わせとして、歌舞伎町で再会していた。


この再会は、まさに20年以上ぶりだった。


AMI☆TAMEのご多忙ぶり、活躍ぶりはFacebook等で存じ上げていたが、

TAMEさん所属のブルースバンド「鬼ころし」は結成25周年!

そしてAMI☆TAMEとしても20周年ということで、いやはや、すごいことだ。


私はその酒の席で、

ずっとこうして継続できるバイタリティは、一体どこにあるのかを尋ねたかった。


タシロ:「こんなにライブやツアーを繰り返しながら生きてくのって、色々と大変じゃないですか?」

お二人は、一瞬だけ沈黙して、やや言葉を選んだようにも思えたが、

TAME:「んー、いやでも、特に大変だと思ったことは、ないなぁ・・・・」

AMI:「そうだよね、楽しいからね♪」

TAME:「そうそう、楽しい、楽しい、楽しいんだよね(そして焼酎をグイっと飲む)」


・・・そうか、そういうことなのかと、私は変に納得できた。

しかし、その言葉をゆっくり噛み締めている猶予もなく、

でもタッシーだってすごいじゃない無伴奏独唱とかで続けてるし前にクロコで見たPONYのライブだってすっごく練られててさすがだなぁーって思ったもんやっぱタッシーってアーティスト〜!って感じなのよねぇ〜

と、イッキにAMIさんに誉めまくられてしまった(笑)



飲み始めの時も、飲んでいる途中も、そして飲み終わった別れ際も、

何度となく「タッシー、今日はありがとう!」と握手を求めて来たTAMEさん。



人柄が音楽を生み出すということを、あらためて感じる夜だった。


きっとこれからも、AMI☆TAMEの音楽は、いたるところで、ずっと愛され続けるだろう。



★AMI☆TAMEホームページ  http://amitame.jpmusic.net/






■新・スタートレック 第125話 「超時空惑星カターン」





思い出しただけでも、涙がうるみ始めてしまう。

このような素晴らしい物語に、感動しない人などいないのではないだろうか。





「麦人さんの出演作品を見まくる試み」の、第三弾。


いよいよ本丸のスタートレックというわけだが、

テレビシリーズの傑作選を借りて拝見した。

4話収録で、そのラストがこの「カターン」だった。


言うまでもなく、麦人さんは主人公・ピカード艦長の吹き替えだ。





最高傑作との声も多く、それまでスタートレックに関心のなかった人さえも魅了したという物語。


麦人さん自身にとっても思い出深い作品であり、この物語が話題にあがることも多いとのこと。


込み入った内容でもあるし、ネタバレは避けたいので、

ストーリーについては一切触れずにおこうと思う。





見終えてからしばらく、私はただただ泣き続けていた。

30分以上は目を擦りながら泣いていたと思う。



SFの、テレビのスペースものの活劇で、こんな想いになったのは、もちろん初めてだ。

今こうして文章を書いているだけでも、すでに涙腺が、どうしようもない。


字幕と吹き替え、是非、両方ともお楽しみいただければと思う。










■麦人さん、トワ金に登場





といったわけで、前週のAMI☆TAMEに続き、大物ゲストの第二弾。

いよいよ、あの麦人さんが、トワ金のスタジオに登場してくださった。


過去に無断で乱入された経緯が一度あるため、

ご出演としては二度目になるが、正式なゲストという意味では「初」である(笑)





その芸歴65年・・・・。 私が麦人さんに出会ったのはだいたい5年前なので、

初対面の当時は「60年も表現活動を続けてこられた方との出会い」だった、ということになる。

そう思うと、この出会いを生んでくださったベストポジションの竹藪社長にも、

また、直接の引き合わせをしてくださった女優の森うたうさんにも、

いやはや、今更ながら感謝の思いでいっぱいだ。





俳優、声優と、とにかく多くの出演作品があるため、

私のラジオ番組内の80分ほどの枠では到底そのキャリアを網羅できるわけもなかったが、

サポートのRN.ちんや氏のおかげで、これまでにない、かなり貴重な特集になったと思う。


長年にわたって表現活動を続けておられる麦人さんの、まさにタシロ流の総力特集。

下記のページで音源をお聴きいただけるので、まだの方は、是非。


▼トワイライトアベニュ−767 麦人さんゲスト登場
 
http://tassee-radio.jugem.jp/?day=20180831


・・・・ああ、NHKがやる前に特集できて良かった(笑)





どんなトークが飛び出したかは音源を聴いていただくとして、

恐縮ながら、ここでは自分なりの想いを綴らせてもらうと・・・・・


あれは下北沢カラードジャムでの、歌イビト語ルのワンマン公演。

「第一部が終わったら帰るからな」と断言していた麦人さんが、

第三部のあとのアンコールまで観てくださり、終演後に話しかけてきてくれた。


それが、その初対面の、5年前の夜。


「お前さん、たいしたもんじゃないか!」


というのが、麦人さんからの、私に対する最初の言葉だった。



それからわずか数日後には、小劇場じゃがいも村での四日間ワンマン公演が決まり、

しかも舞台上で共演までしていただけるという展開に。



あれ以降、何度も小劇場でライブをさせていただき、多くの経験を授かったが、

公演のたびに、恥ずかしいステージだけは出来ないぞと、気合いを入れ直している。


その繰り返しが、いつしか歌イビト語ルの成長につながり、

じゃがいも村以外の場所でのパフォーマンスに反映しているように思う。

今年はなんと北海道のライブにまで観に来てくださったので、本当に感謝この上ない。





だからある意味、今回のトワ金へのご出演は、私からのひとつの恩返しでもあって、

「こんなにスゴい人がいるんですよ」という主張のもと、

ご本人にも生放送を楽しんでもらいたいといった気持ちで、番組に挑んだ。


だけど、うぅ、「舟を編む」のことも「カターン」のことも、もっと語りたかったなぁ!(笑)






じゃがいも村での歌イビト語ルの公演は、とりあえず、年明けの1月後半あたりを考えている。

麦人さんが「次はいつくらいにやる?」と常に聞いてくるので、いまのところ、そう答えている(笑)


先般、あの手塚治虫の名作「どろろ」のリメイク版が制作され、

麦人さんがナレーターに抜擢されたとうかがった。実に楽しみだ。


これからも、どうかお身体に気をつけて、多くの人たちをその表現力で魅了していただきたい。

今回のラジオご出演、本当に本当に、有り難うございました。






■ちんや氏とのラジオ共演


今回のブログの締めくくりは、中学時代にクラスメートだった同級生と、

なんだかんだで40年来の夢が実現した話。


想いを述べたら長くなるけど、言葉ではなかなか言い表せない気持ち。

まさか本当にオレたち二人で、「ごっこ」ではない、本物のラジオ番組ができるなんて(笑)


人生は、まったくもって、不思議なもの。

偶然と奇跡が交差して、いろんな出来事に及んでいくんだなぁ。






世の中の、すべてに感謝をしないとね。



ありがとう!  平成最後の、 灼熱の夏!!!







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【歌イビト語ル】


〜1年2ヶ月ぶりの完全単独公演〜

★2019年1月26日(土)14:30

中野 鷺ノ宮
小劇場じゃがいも村

・限定30名様
▼ご予約受付中▼
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