● 歌イビトの記。

 
 
無伴奏・独唱の【歌イビト語ル】こと、タッシー田代が記す、徒然。

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# “SEN-ZEN音楽” の旅。



双子の娘が先日、バック・トゥ・ザ・フューチャーを観てみたい、と言うので、

DVDの棚から引っ張り出して鑑賞、リビングで大いに盛り上がった(笑)


1985年代を生きる、ヴァン・ヘイレンに夢中な少年マーティが降り立つ「過去の時代」は1955年。

その街角で流れている音楽は、「ミスター・サンドマン」(ザ・コーデッツ)だ。

あのオールディーズナンバーが流れたとたん、映画を観ている誰もが、本能的に悟る。

「その時代性を瞬時に把握できる、一番のキッカケ」は、“当時の流行歌” なんだなぁ、と。



先日のラジオで戦前ブルースのキング・ソロモン・ヒルを流してから、

自分の中の “戦前音楽ブーム” が再びやってきた。 もう何度目の再ブームだろう(笑)


iTunesのプレイリストには、ロックやポップス、ブルースにジャズ、歌謡曲にアニソン等々、

様々なフォルダがあって、愛しの音楽たちがゴマンと格納されているわけだが、

そういえば「戦前もの」のプレイリストは作っていなかったことに気づく。


戦前ブルースや戦前ジャズの、好みの曲をピックアップしては1曲ずつ、

作ったばかりのそのフォルダ『SEN−ZEN』(笑)に、詰め込みまくってみた。

すると、一晩たたぬうちに100曲を超えた。






戦前のブルースといっても多種多彩だ。

ミシシッピはもちろん、テキサスやジョージアの南部・東部系、

はたまた都市部でのヴォードヴィル/ティンパンアレイ系も色んな種類に分かれる。


それのみならず、自分の場合は厄介なことに、

ブルースやジャズ、カントリー、ゴスペルといった米国モノだけにとどまることなく、

世界各国の戦前音楽を集めたがるという癖がある(笑)






ヨーロッパも南米も中東も、いやまさに、宝石のようにまぶしい、戦前録音の数々。

現実社会には、映画に登場したようなデロリアン(タイムマシン)こそ存在しないが、

しかしその代わり、

こうして「当時の音楽」という、なんとも魅力的なタイムマシンがある。

当時の音楽に耳を傾けることによって、その頃のその国を想い、それと同時に、

「今の世界の状勢、動向」を見つめる目を養うのだ。




ところでなぜ、「戦前」という言葉にこだわるのかというと・・・・・。

説明するのがちょっと難しい(笑)


文化・芸術の発展に対し、強引に戦前/戦後の境目に線を引くことはナンセンスで、

「戦後はこう」で「戦前はこうだった」と、一概になんでも解決することも好ましくない。


まぁ私の場合、あくまでもひとつのキーワードといったところだろうか・・・。

もともとマーケット上で便宜上に使われていたカテゴリの延長に過ぎないと思う。 が、

その「キーワード」が内包する世界観には、戦後には失われたものも多い気がする。

戦前の音楽はおしなべて「巨大ミュージック・ビジネス」の雰囲気が感じられず、

しがない経営の音盤屋とその日暮らしの演奏家とのクチ約束レベルで成立していたような、

粗野で、しかし純然たる歌や演奏の心意気がリアルに記録されている世界だと感じる。

実際、アコースティック録音から電気録音に変わったり、サウンドが電気増幅されたり、

そういったテクノロジーの革新は戦後に始まった。となれば表現のアプローチも異なり、

このあたりもまた、戦前と戦後が区分けされるひとつのポイントになっているかも知れない。



・・・とまぁ、自論ウンチクはホドホドにしておきたいところだが、

プレイリスト『SEN−ZEN』に戦前音楽をどんどんブチ込んでいく作業は、

もちろん言うまでもなく楽しさこの上ないワケなのだけれど、反面、

20年前に雑誌の取材の名目で買い続けたドキュメントレーベルのCD音源が、

ここまでいとも簡単に入手できてしまう現実には唖然としてしまう。






ヨーロッパで、「アメリカの戦前音楽をCD化し続ける」というドキュメントレーベル。

いったい当時、どれだけの金を使い、苦痛に泣くサイフで耐え続けてきたことか・・・・。

それが今や、月額980円で全シリーズ(と、それ以上の無数の音楽)が聴き放題である。

どういうこっちゃホンマに(笑)


自室のCD棚に並ぶドキュメント盤(DOCD)のたたずまいが妙にわびしい笑笑笑笑







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【歌イビト語ル】


〜1年2ヶ月ぶりの完全単独公演〜

★2019年1月26日(土)14:30

中野 鷺ノ宮
小劇場じゃがいも村

・限定30名様
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