● 歌イビトの記。

 
 
無伴奏・独唱の【歌イビト語ル】こと、タッシー田代が記す、徒然。

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# 歌のいのち、について。

 

 





このブログでのご紹介がすっかり遅くなってしまったが、

先月の中旬、私【無伴奏・独唱/歌イビト語ル】に関して、

一本の動画が作られ、YouTubeにアップされた。


動画の作成者は、私の心の友、Kiyohiko Egawa氏。

公の場ではザンパノさんと呼ばせてもらっている。

(互いにフェリーニの『道』が大好きなのだ)


彼との交流もそろそろ15年になろうとしているが、

今回彼が作成してくれたのは、私のオリジナル曲「歌のいのち」の動画で、

彼自身が撮り続けている素敵な写真の数々が、その中に織り込まれている。


ザンパノさんが心を込めて撮影した写真と、私が心を込めてうたった歌が、

こうして、ひとつの動画になった。


たくさんの人に、ご覧いただけたらと思う。






音源は、私のラジオ番組の、生放送中に歌ったテイクだ。

それはすでに、

番組の「15周年」記念で作られた、特別配布盤のCDの冒頭に収録されている。



    あぁ、 いつまでも

    素敵な歌が どうか 残されてますように

    あぁ、 いつの日も

    素敵な歌が どうか 生まれてきますように




古今東西、先人の作った素晴らしい歌が、長く愛され続けるためには、

歌うたいを志した者が責任を持って啓蒙・伝承に努めてこそ実現する。

(ボブ・ディランが歴史に埋もれたアメリカ民謡を取り上げたように)



ミュージシャンはいずれ死ぬが、歌や楽曲の記録物は残る。

古い古い戦前の歌でも、マニアックなアニソンでも、

「誰かが紹介/カヴァーすること」で、その命が延びてゆく。


音楽雑誌の仕事をしていた時期も、ラジオのDJをしているこの15年間も、

ブルースセッションに参加することも、自分の公演でカヴァー曲を歌うのも、

すべてその「歌の命を延ばす」ための取り組みであり、それはすなわち、

私の人生を支え救ってくれた『歌や音楽』への恩返しに、直結する。



もともと「歌のいのち」という曲は、

それこそザンパノさんと出会った15年ほど前、

当時活動していた “EM-QLUB” において私が書き上げ、

レパートリーに組み込まれたものの、

私の歌唱力の貧相さと当時の状況が諸々重なって、

一度もライブで歌われぬまま、

お蔵入り(というより埋葬に近い状態)となった曲だった。



15年の歳月を経たのち、私はいつしか【歌イビト語ル】を独りで始め、

ある日の仕事の帰り道、忘れかけていたこの曲の存在をふと、思い出した。



(あぁそうだった、「歌のいのち」って曲が、あったじゃないか・・・)



まだ一度も人前で歌ったことのない曲を、

自らの手で墓場から掘り出し、よみがえらせる。



どんな歌だったか、どんな歌詞だったか、

その道すがらの路上で、ぼんやり思い出しながら口ずさんでみたところ、

しだいに、

歩きながら、

なぜか涙が溢れ出てきてしまった。



   誰の承諾もいらないんだ、

   このまま死なせてたまるか、

   自分の生み出した、この曲を。



歌や音楽に恩返しをするために生きている私にとって、

この曲こそ、題目もテーマもその想念と一致し、

ある意味「使命」にも似た、必然的なものを感じずにはいられない。



このたびの動画作成をザンパノさんに依頼した時、私は、

「15周年CDの中の、どの曲でもいいんで、作ってみて下さい」

とだけお願いし、選曲も写真も構成も、すべて彼に一任した。


そして彼が選んでくださったのは、この、

私の理念でもある「歌のいのち」だった。



こうした経緯を振り返ると、

この曲を墓場から掘り出して、よかったなと思う。

この曲を死なせることにしなくて、よかったなと思う。

そして、それと同時に、

かつてこの曲がボツになったのは、この日のためだったのかと、気付く。


どんな状況に及んでも、

自分が信じたものに対しては、

ひたすら愛し続け、愛し貫き、愛し遂げる。

そうして生きてゆくことの大切さを、

自分自身が、自分自身の歌で、思い知らされる。


歴代の歌を伝承し続ける取り組みと並行して、

私自身も良い自作曲を生み出していくことは、

それもまた、先人への恩返し。


この歌をうたい続けることは、まさにそれにつながる。





あぁ、

いつかこの歌を、大きな会場で、世界中に向けて歌ってみたい。





そして、そのためには、まだまだたくさん、精進しないといけない。





今年の二月の四日間ワンマン、そして先の札幌ワンマンで、

この「歌のいのち」は、本編のラストナンバーに位置している。


亡き旧友への想いなどを語ったのちに、歌わせてもらっているのだが、

次回、十月の再公演も、もちろん、そうさせていただく。


だから、とにかく、多くの方々に観てほしいと願うばかりである。





またそして、この『15周年CD』からは、

実は今後も何曲か動画化が計画されていて、

この「歌のいのち」同様、ザンパノさんに作成をお願いしている次第だ。




今後、私が歌ったどの曲が、

彼のどんな写真=彼の「まなざし」とともに動画になっていくのか、

私自身も、とても楽しみにしている。





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【無伴奏・独唱 歌イビト語ル】

 

二日限りの再公演ワンマンライブ』
 

 

■10月29(土)と30(日)


■いずれも14時30分スタート

(夜ではないのでご注意!)

 


■中野区 鷺ノ宮

『小劇場じゃがいも村』

http://theaterjagaimomura.wix.com/love

 


■各日30名様限定です(要予約)

■チケット:3000円

(当日のご精算/小中学生無料)


★ご予約受付中!
 専用ページ

 https://ssl.form-mailer.jp/fms/46319e0c231180

 


無伴奏・独唱の世界、そして寸劇『涙の壺』を、是非ともお見逃しなく。

 

 

 

| - | - | 20:07 | category: Music |
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【歌イビト語ル】


●トワ金1000回記念ライブ
 歌イビト語ル/真之輔/
 神近まり/フライフラワーズ
 →2019年12月7日(土)
  ※昼13時〜
  ※限定30名様
▼ご予約受付中▼
こちらから!



☆詳細は
公式サイト

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『人生喜劇ブラボゥ』


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